松山市の歯医者がお話しする「小児歯科」「シーラント」

最終更新: 2019年2月7日

 生涯を通じて、お口の健康を守っていくためには、子供のころからの習慣作り、予防が非常に大切であると考えています。

 そのため当院では、小児歯科、予防処置に力を入れています。

 ではどのように習慣を作り、予防を行っていくかを解説していこうと思います。


 ・食習慣について

 ・シーラントとは?

 ・6歳臼歯を守る!

 ・治療が苦手なお子様は・・・

 ・定期健診の費用



食習慣について

 むし歯になるには、むし歯菌と糖質、糖質が歯に触れている時間が必要と言われています。

 むし歯菌が酸を出して歯を溶かした状態が虫歯です。


 ではむし歯菌はどのように酸を精製しているのでしょうか?

 むし歯菌が酸を作るためには燃料となる、糖が必要になります。

 糖といっても「甘いもの」だけではなく、お米や、パンなどにも糖は含まれています。

 

 甘いものの量を減らすよりも、摂る回数や口の中に停滞する時間に注意する必要があります。

 つまり、だらだらとおやつを食べ続けたり、寝る前にジュースを口にして、そのまま寝てしまうとむし歯菌が酸を生産する時間が増えてしまい、お口の中が酸性になりむし歯になってしまいます。

 

 むし歯ができやすい人の食生活を詳しく聞くと、のど飴を舐める習慣や、スポーツドリンクを飲む習慣があることが多いです。

 キシリトールなどの代用甘味料は虫歯菌によって取り込むことができないため、甘いものを習慣的に摂られる方は成分表をみてキシリトールが使われているものを代用されても良いと思います。



 上のグラフはお口のpHを示したグラフになりますが、糖を摂取した瞬間にお口の状態は酸性に傾くようになり、2分で歯が解け始める臨界pHに達します。

 その後1時間ほどかけて、じわじわともとの状態に戻っていくため、ダラダラと食べると常にお口の中がむし歯になりやすい環境になることが分かります。

 

 食べる時間はしっかりと決める習慣作りが非常に大切になります。


シーラント

 奥歯の溝のところはむし歯になりやすい部位です。

 特に歯が生え始めたころは溝が深く、複雑な形をしているうえ、生えて間もないころは石灰化が未熟でリスクが非常に高いです。

 そういった条件が揃うため、対策としてはシーラントという樹脂を流し込む方法があります。

  

 ・歯の溝のものが詰まりやすい部分に樹脂を流し込み、歯に糖質が触れる時間を少なくする効果

 ・樹脂自体にフッ素を放出する効果があるため、石灰化が未熟な歯を強化する効果

があります。

 



 手順としては

  ① 科用器具を用いた歯の清掃

  ② 歯の表面処理

  ③ 樹脂を流し込み固める

 歯を削らずに詰めることが出来るので非常に有効な予防処置です。

 デメリットとしては歯を削って詰めるわけではないためシーラントが欠けてしまったり、擦り減ったりすることがありますが、その時は定期健診で必要があればやり替えることで対処できます。

 またシーラントを盛り過ぎた場合は噛み合わせに悪影響を与える場合がありますが当院では、衛生士と歯科医師のダブルチェックで問題がないことを確認しています。

 費用ですが1本3割負担の方で450円ほどですので、積極的に行うことをお勧めしています。


6歳臼歯を守る!

 最初に生える永久歯は下の前歯です。

 それとほぼ同じく6歳臼歯という非常に大切な永久歯がこっそりと奥から生えてきます。 

 下の前歯は内側から生えてくるため、歯並びなど、親御さんの心配事項は前歯にいきがちです。

 下の前歯は舌の力により安定する位置に移動するため経過観察を行うことが多いです。

 

 そのため6歳臼歯は忘れ去られ、気が付いたら虫歯になってしまうことが多いです。

 

 歯は生え始めの時、石灰化が未熟でむし歯になりやすいのです。

 生えてから1年ほどかけて本来の硬さになっていきます。

 例えていうと、蝉が抜け殻から抜けたときは白い状態ですが、硬くなっていく状態を思い浮かべていただいたら分かりやすいかと思います。

 

 年を重ねて歯を失っていくサイクルとしては

6歳臼歯が虫歯になる→神経をとる→トラブルが出て歯を抜く→周りの歯を削る→歯が減っていく

 というのが一般的になります。

 

 そのため負のスパイラルを断ち切るためには6歳臼歯をむし歯にしないというのが一番簡単で効果がでやすいと考えています。


 そのための方法を以下に示していきます。

  ① 仕上げ磨きを効率的に行うこと

  ② フッ素を効果的に使うこと

  ③ シーラント処置を行うこと


 6歳前後のお子様の歯磨きをみていて気付くと思いますが、まだ手先が不器用で安定していないと思います。

 歯磨きをするという習慣をつけてもらうことは大切ですが、奥歯に関してはしっかりと仕上げ磨きをしてあげたほうがよいです。

 目安としては3年生くらいまでは、仕上げ磨きを行いましょう。

 その際に、定期健診、治療時に短時間でできるよう効率的な方法を説明させていただきます。

 

 また生え始めの歯ほどフッ素の効果がでやすいためこの期間にフッ素塗布を行うことは必須です。

 

 さらにシーラントの三段構えで6歳臼歯を守っていきましょう。


 最初の1年を大過なく過ごすことが出来ればその後は大きく問題が出ることは少ないと思います。

 また定期的に見せてもらうことで、虫歯治療が必要な場合は早期に行うことが出来るので神経をとったり、金属が入る可能性をグッと下げることが出来ます。


治療が苦手なお子様は・・・

 当院ではむし歯の予防に力を入れています。

 それは永久歯列になった時にむし歯がないことを目指しています。

 

 乳歯は生え変わります。

 永久歯になった時によい状態にというのを理想としているため、嫌がる子供を無理やり治療することをしていません。

 治療は緊急性が低い場合は、経過をみながら、個人個人に合わせたペースで行っています。

 練習をしながら、怖くない、痛くないということが分かってもらえれば必ず治療はできるようになります。

 無理に治療を行い、それがトラウマになって永久歯がむし歯なのになかなか治療が出来ないというのが一番の問題であると考えます。

 もし永久歯に治療が必要な場合にきっちりと治療が出来るよう、定期的に練習を行います。

 もし痛みがでたり、緊急性がある場合も抑えて治療を行うことも可能ですので希望がある場合は相談して進めていきましょう。


定期健診の費用

 当院ではフッ素塗布を無料で行っています。

 定期健診では歯ブラシ確認、歯のクリーニング、フッ素塗布(無料)、シーラントを行っていきます。

 治療費、指導料、管理料を含めて1500円から2000円となります。

 永久歯を守っていくためにも定期健診はいかがですか?

 「小児歯科」「フッ素」に関しては



  松山市の歯医者 あいはら歯科クリニック 院長 相原大樹でした。

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